1. ← TOP PAGE
  1. デザイン学専攻
  2. 博士前期課程(修士)
  3. 博士後期課程(博士)
  1. 建築学専攻
  2. 博士前期課程(修士)
  3. 博士後期課程(博士)
▶ 大学院入試情報

京都工芸繊大学大学院工芸科学研究科 入試情報

本学の入試情報ウェブサイトへ : http://www.kit.ac.jp/test_index/

デザイン学専攻 博士前期課程(修士)

学部における基礎教育での知識・技能を前提として、より統合的な実践能力とデザイン各分野におけるより高度な専門知識の修得を目指す。


1.デザイン学領域


学部での基礎能力の上にたち、同領域では、チームワークを基礎としたプロジェクト型授業を重点的に配置する。デザインプロジェクトA・Bにおいては、産業界から課題提供のもと、インダストリアルデザイン、グラフィックデザイン、インテリアデザインの各デザイン分野を跨いだチームを編成し、フィールド調査、問題定義、コンセプト構築、解決案生成を一貫して行う演習授業を必修として課す。また、情報工学専攻との共同運営によるプロジェクト授業、フィジカルインタラクションデザイン、ソーシャルインタラクションデザインを開講し、これにより、IT時代における新たなデザインスキルを身につけさせるとともに、今後益々必要となる異分野協働スキルを体験的に学ばせる。グローバル化に向けては、イノベーションデザインプロセスを新たに設置し、国際感覚とデザイン思考能力の修得環境を提供する。以上のプロジェクト型授業が拡張された情報の編集と総合的解決を目指すのに対し、講義型授業は、専門性と現代社会への切り口を鮮明にした上での構成を行っている。プロダクトデザイン論、グラフィックデザイン論、インテリアデザイン論、メディアデザイン論、情報デザイン論は、主要デザイン分野における先端理論を学ぶ講義シリーズであり、伝統文化とデザイン、技術革新とデザイン、社会問題とデザインは、現代社会にどのようにデザインが関わるべきかについて、事例を基に教員と学生が相互的議論を中心に進める授業として設置する。


2.価値創造学領域


美術、デザイン、建築などのジャンルで専門的な研究を重ねたうえで、なおかつ、展示に関しても専門的な知識と実践的な経験を有する学芸員育成を目標とする。具体的には、学内共同利用施設であり、博物館相当施設に認定されている美術工芸資料館において、大学院科目「博物館資料実習I~IV」で展示実習をおこない、また、「価値創造学特別演習」で学外の美術館・博物館の実地見学および展示担当学芸員による展覧会および展示空間についての解説を受講し、体験的に美術館・博物館を理解する。歴史・理論的な専門科目に加えて、これらの実習・演習科目の履修を課すことにより、特定分野における専門的な研究と展示スキルの両方を身につける。同資料館では、すでに大学院科目「博物館資料実習I~IV」を実施し、大学院生における学芸員資格の専門性強化をはかり、史論的研究能力と展示に関する実践的経験の両者を兼ね備えた、美術館等の現場で即戦力となり得る資質を身につけることができる。

デザイン学専攻 博士後期課程(博士)

博士前期課程の教育が、実践的高度技能を有するデザイナーと学芸員の養成を目指すのに対し、よりマクロな視点から創造の仕組み自体をデザインするプロデュース能力を養い、新たな方法論を自らのデザインプロジェクトや展示企画での検証プロセスを通すことで実践的研究能力の獲得を目指す。各領域における教育課程編成の考え方・特色は以下のとおり。


1.デザイン学領域


革新的デザイン解決の実践する博士前期課程に続き、博士後期課程においては、そのイノベーションが、持続的に行われる環境の創造を中心的命題とする。組織的創造のメカニズム、あるいはイノベーションマネジメントといった創造醸成環境を創造できる実践的研究者の育成を目指す。
具体的には、イノベーションデザインプロセス演習A・Bにおいて、学生が博士前期課程の各プロジェクト授業の計画・運営に主体的に関わり、企業や海外大学、さらにはユーザグループとの関係を構築しながら、プロジェクトの企画・交渉・調整といったプロデュース能力と組織マネジメント能力を養い、新たな時代の柔軟なデザイン方法論を独自に構築できる人材を養成する。
さらに、こういった方法論の上に立ち、学生自らが、社会ニーズ探索とテーマ立案のもと、独自のデザインプロジェクトを組織し、その成果を国際的コンペでの受賞や学会作品集、または学会誌への掲載を経て、それらを統合する形での公開論文をもって学位授与対象として審査を行う。


2.価値創造学領域


博士前期課程では、学生は史論系の修士論文作成および博物館資料実習、価値創造学特別演習などの受講により実践的な経験を積むことになるが、博士後期課程においては、論文作成およびみずからの研究領域に関する展覧会の企画とその実施を必修として、展覧会におけるカタログ作成をも成果として義務づけ、みずからの研究を専門領域に閉じたもので終わらせるのではなく、ひろく社会に開かれた展覧会というかたちで示すことにより、社会と緊密なかかわりをもちうる有為な研究者の育成を目指す。具体的には、学内共同利用施設であり、博物館相当施設に認定されている美術工芸資料館や学外の美術館・博物館等において展示をおこない、展示スキル等実践能力を身につける。
とりわけ、同資料館では、すでに大学院科目「博物館資料実習I~IV」を実施し、大学院生における学芸員資格の専門性強化をはかっている他、文化庁「美術館・博物館活動基盤整備支援事業」による博物館教育の実践活動や文化庁助成「京都のミュージアム活性化プロジェクト」の「京都・大学ミュージアム連携」の中核機関としての活動等の実績があることから、同資料館での実習を通して、史論的研究能力と展示に関する実践的経験の両者を兼ね備えた、美術館等の現場で即戦力となり得る資質を身につけることができる。

建築学専攻 博士前期課程(修士)

地球規模で考えながら、京都という場でしか掴み得ない能力を磨くこと、これを〈KYOTOデザイン〉と銘打ち、このデザインマインドにより、環境における空間的広がりと時間的厚みを未来に向けて高次元に統合し構想する人材を育成する。
建築をとりまく住環境・都市環境・自然環境、その共生に向けた生態学的知識や、環境コントロール技術をマネジメントするとともに、それらをより高い芸術性の中で取りまとめられる能力を修得する。具体的には、技術的・社会的なマネジメント能力、国際社会で通用する実践的技術、論理的思考能力、説明能力の修得を目的とした科目編成とし、それらを実社会で実践するための訓練として、インターンシップなどを設定する。
さらに、そうした教育を先鋭化させるために、海外建築系大学と連携して、学生交換・相互設計競技を企画・実践するとともに、本学教員に加え、外国人大学教員や、国内外の著名な建築家を交えてのオープンジュリー(公開講評会)開催など、本学の国際交流実績を生かした国際的に競争できる教育課程を実践する。
また、建築ストックの保全や都市再生に関わる多様な技術・技能を修めることにより、それらの知識・技能を総合して使いながら実際に建築の修復や都市再生の事業をマネジメントできる、当該分野のリーダーとなりえる人材養成を目指す。具体的には、旧来の文化財にとどまらず幅広く都市や建築を評価するストック評価のための「建築史・都市史」、建築の用途変更や保全のための新たな計画理論「サスティナビリティ計画論」、既存の構築物を診断、補強するための建築構造解析・診断となる「建築保存工学」、修復・再生のための「保存活用デザイン」、ストックを社会的に扱うための「再生マネジメント」の5つを柱とし、各々の教育分野を問題解決型の実践的な実習の中で総合化して身に付けさせることを目指す。さらに、実際の都市再生事業や建築修復事業に主体的に関わらせる「都市再生マネジメント演習」、「都市・建築再生学特別演習」などで、課題の発見、解決のための知識の集約、利害関係者のマネジメント、そして実際の事業者も参加する場でのプレゼンテーションを課す。

建築学専攻 博士後期課程(博士)

本専攻は、博士前期課程同様に、京都において都市・建築学を学ぶことの意味を最大限に活かした教育・研究を行う。地球規模で考えながら、京都という場でしか掴み得ない能力を磨くこと。本専攻ではこれを〈KYOTOデザイン〉と銘打って教育、研究、実務を行い、地域と歴史に根ざすとともに国際的な競争力のある高度な都市・建築専門家及び高い専門性を持つ自立した研究者を育成する。
博士前期課程で身に付けた知識・技能、あるいは、実社会で身に付けた実践的設計能力と実績に基づいて、後期課程では、より高度な設計哲学とそれに基づく実践的な設計能力の評価、さらに、研究者・教育者としてのより専門性の高い研究を実践する。具体的には、都市や建築のストック評価のための建築史、再生・活用のための計画論、そしてそれらを具体的な都市空間や建築として統合するための表現論といった3つの領域に対して、それぞれ研究を行い、新たな設計論、空間理論を構築するとともに、それを実践した建築作品の専門誌への作品掲載、様々な建築設計競技へのエントリー、または学会誌への掲載を経て、それらを統合する形での統合論文をもって学位授与対象として審査を行う。
また、建築ストックの保全や都市再生に関わる技術・技能に関してより専門性の高い研究を行い、新たな技術や理論を開拓する。具体的には、ストック評価のための建築史、建築の用途変更や保全のための新たなサスティナビリティ計画論、既存の構築物を診断、補強するための建築保存工学、修復・再生のための保存活用デザイン、ストックを社会的に扱うための再生マネジメントの5つの分野に対して、それぞれ調査・研究を行い新たな技術・理論の開拓を行う。その結果として、そうした新たな技術や理論を自ら開拓でき、さらにそれを背景として、ストック社会の構築をリードできる人材が養成される。
京都工芸繊維大学,工繊,KIT,Kyoto Institute of Technology