研究キーワード「ファッション・スタディーズ」「ファッション史」「染織史」「キュレーション」「ファッション産業の国際比較」
近現代ファッション文化研究、染織服飾文化研究と展示文化の歴史は現在と未来を繋ぐ鍵であり、今後の文化のあり方を考える上で、極めて重要な役割を果たします。これまでの研究では、社会の近代化とともに、人々が新しい文化を創造してきたことに着目し、特にファッション文化の歴史に焦点を当てて、展覧会などの形で成果を発表してきました。近現代のファッション文化は、学術的な研究対象とされるようになってきたのはごく最近のことです。その間、多くの作品や資料が失われ、当時の状況を正確に把握することが困難な状況にあります。このため、特に日本の近現代ファッション文化(1930年代以降から現代までの、西洋やその他地域の服飾文化と接することによって生み出された日本のファッション)に関するリサーチを中心に、資料の収集やオーラルヒストリー記録などの取り組みを行ってきました。
今後は、日本の伝統的な染織文化も射程に入れて国際的な視点で捉え、現代社会との融合を促進するための研究や取り組みにも力を注いでいきたいと考えています。
「ファッション イン ジャパン1945-2020 流行と社会」国立新美術館 2021年 展示風景 撮影:加藤健 写真提供:国立新美術館
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