デザイン学専攻 教員紹介

助教畔柳 加奈子KUROYANAGI KANAKO
情報デザイン

研究キーワード「デザイン方法論」「プロダクトデザイン」「デザインプロセス」「新製品開発」「データマイニング」「組織的創造」

組織的に行われる創造活動における問題と方法論現在の研究は、企業で実施される新製品開発を代表とした組織的な創造の問題と要因を明らかにし、効果的なデザイン手法を開発することです。背景として、本学を卒業後、国内の電器メーカーでデザイナーとして勤務していた経験から、企業が同様なリソース、同様な仕組みで開発を行いながら、なぜ製品によって社会からの評価が異なるのかという疑問がありました。これまでの研究から、発売後の製品に対する社会からの評価は、製品開発プロセスにおけるいくつかの工程の有無、設定される開発目標の記述方法、そしてその根拠となるユーザーニーズの質に特に影響を受けることがわかりました。これらの発見に基づいて効果的なニーズ定義プロセスの設計と効果の検証を行い、現在はデータマイニングを応用してそのプロセスを実施する研究を行っています。

デザイン手法の効果検証ワークショップ


京都工芸繊維大学 研究者総覧
https://www.hyokadb.jim.kit.ac.jp/profile/ja....