マルティネス・アレハンドロ助教が日本イコモス奨励賞2019を受賞しました。
日本イコモス賞は、文化遺産の保存活用理念、保存活用活動、保存活用プロジェクトの前進に貢献し優れた業績をあげた者に授与される賞です。
受賞業績
『木造建築遺産保存論 ―日本とヨーロッパの比較から―』(中央公論美術出版、2019)
受賞名
日本イコモス奨励賞2019
授与組織
日本イコモス国内委員会
マルティネス・アレハンドロ助教のコメント
この度は、日本イコモス奨励賞を頂きまして、大変光栄に思います。
日本イコモスは、文化遺産保存に関連する研究・活動を推進し、ユネスコの諮問機関でもある国際NGOイコモスの国内委員会で、過去に本学の田原幸雄先生が日本イコモス賞、清水重敦先生が日本イコモス奨励賞をそれぞれ受賞した経緯があります。
受賞業績の著作『木造建築遺産保存論 ―日本とヨーロッパの比較から―』は、木造建築遺産保存に関して日本とヨーロッパの理念・技法を比較検討することによって、両者の相互理解を深めることを目的とした研究の成果をまとめたものです。本研究の遂行に当たってご指導いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
この受賞を糧としてより一層精進し、今後も本学における教育・研究活動に全力を注いでまいります。
京都工芸繊維大学大学院 デザイン科学域 建築学専攻へのお問合せは、下記の本学ウェブサイトからお願いします。
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