「ゲンビどこでも企画公募」において、大学院建築学専攻の沖野純さんが中村政人賞を受賞、生田海斗さんと川畑純さんが入選しました

2021年 02月 19日

パブリックスペースを活かした作品プランを募集する「ゲンビどこでも企画公募」において、大学院建築学専攻の沖野純さん(木下研究室)が中村政人賞を受賞、生田海斗さん(角田研究室)と川畑純さん(木下研究室)が入選しました。

「ゲンビどこでも企画公募」とは
"2007年から続く「ゲンビどこでも企画公募」は美術館の展示室以外の空間に着目し、それらの空間的特徴を生かした作品を募集するもの。これまで多くの若手作家の作品を紹介してきました。そして、2016年にはじまった「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募」では、自由な発想で「広島」をブランディングするアイデアを募集してきました。本公募を通じ、新たな「広島」のイメージが発掘・発信されています。"
出展:『概要|ゲンビどこでも企画×ゲンビ「広島ブランド」デザイン スペシャル公募2020展 in 旧日銀』
【中村政人賞】沖野純さんのコメント
この度は制作の機会をいただきとても嬉しく思います。
本公募展はアート・デザイン・建築の分野を問わない展覧会であり、自分達の作品が様々な視点から捉えられ評価される場でした。結果的に作品は、どう見えるか、見る立場によってどう変わってくるか、といった視点を意識したものになりました。
制作の中では歴史が様々な価値観の根底に残る広島で自分達が作品を通じて何を表現できるかについて長く悩みました。パートナーとの議論の中で大学での建築の学びを他のフィールドでの制作に還元できたことがこのプロジェクトを通しての大きな経験です。
会期中に広島へお越しの際は是非お立ち寄りください。

【入選】生田海斗さん・川畑純さんのコメント
実物のインスタレーションを地元である広島で設計・展示できる事に大きな喜びを感じております。
本展示では、被爆建築に残されたものと忘れられたものを等価に重ね合わせた映像を作成し、都市化の光と影を鑑賞するシアターを設計しました。
コロナ禍の影響で開催や制作に際し紆余曲折がありましたが、関係者の皆様のサポートのお陰で無事公開する事ができました。この場をお借りして感謝申し上げます。
今後も学内外を横断した積極的な制作活動を行っていきたいと思います。

『ゲンビどこでも企画×ゲンビ「広島ブランド」デザイン スペシャル公募2020展 in 旧日銀』
入選作品は、以下の日程で一般公開されます。

日  程:2021年2月20日(土)~ 3月7日(日)
会  場:旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町5-21)
開館時間:10:00~17:00 会期中無休
入場料金:無料


ゲンビどこでも企画×ゲンビ「広島ブランド」デザイン スペシャル公募2020展 in 旧日銀ウェブサイト
https://www.hiroshima-moca.jp/dokodeza/index....