保存再生学シンポジウム2021第1回「歴史的建築物の保存再生デザインを考える-建築遺産と産業遺産のあいだ-」開催のお知らせ

2021年 06月 11日
PHOTO: 保存再生学シンポジウム2021第1回「歴史的建築物の保存再生デザインを考える-建築遺産と産業遺産のあいだ-」開催のお知らせ

Photo:嵐山カントリー倶楽部クラブハウス(撮影:鳥村鋼一)

京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース 保存再生学シンポジウム2021第1回「歴史的建築物の保存再生デザインを考える-建築遺産と産業遺産のあいだ-」をオンライン(YouTubeによるライブ配信)で開催いたします。
どなたでも無料でご視聴いただけますが、事前にお申し込みが必要となります。
ページ下部のURLよりご登録ください。

講師|平井 充(建築家/メグロ建築研究所主宰/DOCOMOMO Japan理事)、武井 誠(建築家/TNA共同主宰/京都工芸繊維大学特任教授)
日時|2021年7月4日(土)13時30分-17時00分
定員|300名(入場無料/要申込)
会場|YouTubeによる開催、視聴ページのURLはお申込みいただいた方にのみお伝えします
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります

概要
近年、日本でも歴史的建築物の活用や保存再生、改修が盛んになりつつある。
その改修のあり方は、手の加え方を最小限に止め、当初の姿を極力守るべき作品性の高い文化財的なものから、現代の活用に合わせ、大胆に新しいデザインを導入する産業遺産的なものまで、それぞれの歴史的価値や特徴によって大きく異なってくるはずだ。しかし、そのことは十分に認識されていないかもしれない。

今回のシンポジウムでは、近年実現した建築遺産と産業遺産の優れた改修事例である、嵐山カントリークラブ・クラブハウス(天野太郎設計/1961年竣工/2019 年改修竣工/2021 年BELCA 賞受賞)と、カモ井加工紙第三撹拌工場史料館・第二製造工場倉庫(2012・13 年改修竣工/2014 年JIA中国建築大賞・特別賞受賞)に着目する。
建築遺産と産業遺産では改修の考え方や方法の何が異なるのか。
歴史的建築物の何を残し、いかに守るか。そして何を変え、いかに創るか。
改修設計者のお二人をお招きし、その歴史的建築物に対する向き合い方やそのデザインのあり方について検討する。

プログラム
13:30~13:50 趣旨説明|笠原一人(京都工芸繊維大学助教)
13:50~14:30 講演|「嵐山カントリークラブの改修設計プロセスと手法」平井 充
14:30~15:10 講演|「新しい価値を生み出す改修のカタチ-カモ井加工紙工場の改修プロジェクトを通して-」武井 誠
15:10~15:20 休憩
15:20~15:40 ヘリテージ・アーキテクト養成講座について|清水重敦(京都工芸繊維大学教授)
15:40~17:00 討論会|平井 充+武井 誠+田原幸夫(京都工芸繊維大学客員教授)+笠原一人

お申し込み
以下のURLからお申し込みください
https://forms.gle/CvXYNR6xA9gwnnVo8


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主催
京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

後援
一般社団法人日本イコモス国内委員会/一般社団法人DOCOMOMO Japan/公益社団法人日本建築家協会

お問い合わせ(担当:マルティネス)