「町家リノベーションアイディア募集!」で本学学生2名が受賞しました。

2022年 11月 10日
PHOTO: 「町家リノベーションアイディア募集!」で本学学生2名が受賞しました。

「町家リノベーションアイディア募集!」において、長坂研究室3年生の岡航世さんが金賞を、角田研究室修士2年生の中山結衣さんが銀賞をそれぞれ受賞しました。

「町家リノベーションアイディア募集」について
"京都らしい魅力あるまち並みを構成している町家は、京都の千年以上の歴史の中で、文化や暮らしの美学が受け継がれてきたものであるとも言えます。しかしながら、まちの開発や生活様式の変化などにより、今もなお京都では年間約800軒の町家が取り壊され、空き家も増えているのが現状です。八清では町家を未来へ残すべく、町家を買い取り、長く使えるようリノベーションして蘇らせ、新たな使い手(購入者や賃借人)を求め、一軒でも町家が取り壊されるのを食い止められるよう活動しています。今回のアイディア募集で町家の魅力を広め、町家の再生を促進することで後世に町家の連なるまち並みが受け継がれていくことを願っています"出展:『町家リノベーションアイディア募集|株式会社 八清』
受賞業績
金賞 岡 航世 『鉢として』
銀賞 中山結衣 『町家アスレチック ー登って、飛んで、歩き回る住宅ー』

岡航世さんのコメント
京都で建築を学び、京都の町家建築で賞をいただけて光栄です。




中山結衣さんのコメント
この度は株式会社八清町家リノベーションアイディアコンペで銀賞を頂き、大変光栄に思います。
このコンペでは、昨今の新型コロナウイルス蔓延による様々なリモート化に伴った運動不足の人々の増加や、道端の遊び場の減少やTVゲームの充実などによる子供達の外遊びの減少といった社会問題に着目し、生活しながら運動したり遊んだりできるアスレチックのような住宅を提案しました。操作としては、町家の特徴である床の間や吊り床を活かし、建具を再構成することで大人も子供も町家を味わいながら楽しむことができる「町家アスレチック」を計画しました。
このコンペを通して、実現したら楽しいだろうと感じる家を自由にデザインさせていただき、表現の幅を広げることが出来たように思います。この経験を活かしこれからも精進してまいります。
最後になりましたが、指導教員である角田暁治先生をはじめ、ご助言頂きました株式会社山本嘉寛建築設計事務所の皆様に心より感謝申し上げます。






結果発表!町家リノベーションアイディア募集!|株式会社 八清
https://www.hachise.jp/event/idea2022/result....