「第17回ダイワハウスコンペティション」において、角田研究室修士1年生の北野ユミさんが最優秀賞を、武井研究室3年生の北野湧也さんが佳作を受賞しました。
受賞業績
最優秀賞 北野 ユミ 『都市をキャンプする』
佳 作 北野 湧也 『発明手記』
北野 ユミさんのコメント
この度は、このような賞を受賞させて頂き非常に光栄に思います。
本作は「電気を使わない家」というコンペティションのテーマから、かつての人々の暮らしのような開放的な住まいを設計しました。都市の喧騒や自然を住まいの中に引き込むことでまるで都市でキャンプをするかのような暮らしの提案を目指しています。
今回の受賞は私だけの力だけではなく先生方をはじめとした様々な方々の貴重なアドバイスのお陰であると感じております。この場を借りて深く感謝申し上げるとともに、今後も引き続き設計に真摯に向き合い精進していきたいと思います。
北野 湧也さんのコメント
この度はダイワハウスコンペティション「電気を使わない家」にて佳作を頂き、誠に光栄に思います。
現代の生活においては切り離すことのできない電気という存在ですが、その電気を使わない家が今回のテーマとなりました。本作品では、そのテーマを正面から受け止め、自然エネルギーを利用する住宅を提案しました。主人公である発明家はこの家を発明した張本人であり、住人です。電気を失った発明家の視点から住宅の各所に実験器具のような形態が現れ、それぞれが環境装置として住宅の内部環境をコントロールしていきます。
電気という、建築にとっては当たり前の存在が失われるからこそ見える新たな建築の姿を見出す機会となりました。また、他作品からも様々な発見が得られたコンペとなりました。この結果と経験をこれからの糧として、これからも建築に励みたいと思います。
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