村本真准教授が「2021年日本建築学会奨励賞」を受賞しました。
「日本建築学会奨励賞」とは
"日本建築学会奨励賞(1989 年設置)
会員により近年中に発表された独創性・萌芽性・将来性のある建築に関する優れた論文等の業績を表彰する。受賞者には、賞状・賞牌・賞金を贈る。(15件)賞贈呈式は大会会場。"出展:『各賞受賞者・受賞業績一覧|日本建築学会』
受賞業績
「一間幅全面土壁の静的繰り返し載荷実験の統計的検討に基づく土壁の荷重-変形角包絡曲線の推定方法」
日本建築学会構造系論文集,第82巻,第739号,pp.1039-1401,2017年9月掲載
村本真准教授のコメント
この度,日本建築学会奨励賞を受賞したこと大変光栄に思います.本学着任時より新たに土壁に関する研究を推進してまいりました.その間,京都左官協同組合や民間企業,科学研究費の支援を得て京土壁に関する実験的研究も実施しました.実大実験を実施できる機会を頂いたこと,参加してくれた院生・学生諸氏にお礼申し上げます.上記の論文はこれらの実験結果も含んでおり,既往の土壁実験に関する研究を横断的に調査し分析したものです.現在,ここで取り上げられていない,半間幅や開口付き土壁,さらに壁土の研究報告についても調査しており,研究を展開中です.今後も社会および建築設計に還元できる成果を報告できるよう,本学における教育と研究活動に邁進いたします.
授与組織
一般社団法人日本建築学会
受賞名
2021年日本建築学会奨励賞
京都工芸繊維大学大学院 デザイン科学域 建築学専攻へのお問合せは、下記の本学ウェブサイトからお願いします。
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